RALEIGH RSM Promenade Handlebar

店頭に展示しているRALEIGHのご紹介です。
RALEIGH(←ラレーって読みます)はイギリスの自転車ブランドで、世界の自転車ブランドの中でも最古参の部類。
古くからイギリスで自転車を作ってきたブランドなので世界でもいち早くミニベロを本格的に製造していたメーカーさんでもあります。

そんなRALEIGHのラインナップ中で僕らが一番たくさん売ってきたのがこちら「RSM」という車種。
ラレーさんの社名はいつも3文字なので若干分かりにくいですが、訳してみるとラレーのスモールホイールのミキスト、という意味になります。
「ミキスト」っていうのはフレームのまたぐ部分が低くなっているタイプの自転車のことで、その昔ご婦人が服装をきにせず自転車に乗れるように。という考えで作られたフレーム形状です。
フレームの後ろ半分が3本(左右で合計6本)なのが正統派ミキストフレームです。ちなみに自転車業界用語では3本バックって言います。

今回のカスタム箇所は

写真の店頭展示車は、ハンドル形状やサドル・ペダルを変更しています。
ハンドルは持ち手が体に近くなるプロムナードハンドルです。定番ですね。
RSMは元々普段使いから週末のちょっとしたサイクリングまでが守備範囲のモデルなので、それなりの走行性能を引き出すためにしっかりとペダルを踏み込める乗車姿勢 = 真っ直ぐなハンドルバーでほんの気持ちハンドル遠め、の設計になっています。

もちろんノーマルのハンドルだとスピードも出しやすくてスイスイ気持ちよく走れるんですけど、スポーツ自転車が初めての方や小柄な方にはちょっとハンドルが遠いと思われる事もありまして。
ほんとにゆったり、リラックスして乗れるように今回はハンドルを変えています。
見た目も可愛いですよね。
ちなみにこの可愛いグリップはイタリアのカッサーノ社製。40年前からずっと作ってます。ずっとこの形で。

サドルはこちらもド定番のBROOKSのレザーサドル。
軽く100年以上前から作られている定番スタイルのB-17Specialというモデルです。
もう少し小さめとか、クッション性の良いバネ付きとか色々ありますのでお好みに合わせてお選びいただけます。
車体もサドルもどちらも英国ブランドなので相性いいですね。

ペダルはMKSの「プロムナード」という製品
残念ながら英国製じゃありませんが、我らが日本製!
MKSはもはやワールドスタンダードっていうぐらい世界中のハイクオリティな自転車で採用されているのです。
軽くて、回転も安定していて信頼性も高い。さすが日本製って思わせてくれます。

という感じで当店ではお馴染みのカスタムで作ってみました。
あとはお乗りになる方の生活スタイルに合わせてカゴやキャリア、ライトなど追加でご用意させて頂けます。
RALEIGHについては以前南堀江店のブログでもブランドのことや日本向けの設計を担当している新家工業さんのこととか色々と書いてますのでよければそちらもご一読くださいませ。ほんと良く出来た自転車ですよ。

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