お客様のPanasonic EZをカスタマイズ!

なんだかこの車種のブログ記事が多くなりそうな予感です。
少し前に書いたブログ記事やインスタの写真などからお問合せ頂くことが多くなってきました。

目次

今回はお客さまがお乗りだったEZをカスタム!

基本は前回作例として店頭用に組んだものを参考に近い感じで仕上げさせていただきました。
クランカータイプのハンドルバーに、コンテナバスケット、サドルは渋めにBROOKSのレザーサドル、若干ヤボったいプラスチックパーツは取ってしまいます。といった内容。
あと今回はタイヤも消耗が激しかったので交換しています。

ハンドルバー

80〜90年代のマウンテンバイク創世記の頃のハンドルをモチーフにしたEBSのクランカーバーです。
EZのゴリっとしたマッチョ感に似合いますね。
ハンドル幅は元々のものよりかなり大きくなりますので男性が乗っても悠々と乗りやすいサイズ感です。
あとこのハンドルの特徴は手前にやや大きくバックスイープしている点。
あまり前傾になりにくいので、前傾になって足にしっかり力を入れて漕ぐ必要のない電動アシストと相性いいですし、EZの雰囲気に合ったゆったり、どっしりサドルに座って乗る感じにもぴったりだと思います。
元のハンドルと比べると高さが低めなので、適正な位置に取り付けできるようにパーツを追加しています。
ちなみに、このハンドルの形状だと前乗せチャイルドシートも取り付けOKです。

コンテナバスケット

自転車の雰囲気に合わせてちょっと”道具感”あるコンテナがよく似合いますね。
こちらはOGKさんが作っているバスケットなので自転車への取り付けや、耐候性、水抜、強度などなど含めて設計されていますので安心して使っていただけると思います。
このコンテナは単体では取り付けできないので、ベースになるフロントキャリアを先に取り付けてその上に乗っけています。
フロントキャリアは純正品だと取り付け位置が高すぎるので、極力低めに取り付けできて見た目がシンプルなものを選んでいます。

その他もろもろ。カスタム&メンテナンス

サドルはBROOKSのB-17スタンダード。
B-17は「スタンダード」と「スペシャル」の2タイプありますが、ちょっと無骨さもあるスタンダードを選んでいます。
タイヤは、マキシスのグリフター。
サイドスキンのものはもうとっくに廃盤で当店で持っていたデッドストックを使用しましたが、これでおそらく終了です。今後はオールブラックのみになります。
回転はめっちゃ軽い(レース用だから当たり前)ので気持ちよく進むと思います。きっとバッテリーの持ちも良くなるでしょう。

今回はお店も空いているタイミングでしたので、一気に作業して当日のお返しができましたが、基本的には2日程度頂きたい作業です。
皆さんデイリーに使われてる自転車ですので、思わぬところが消耗していたり、汚れがコッテリ付いていたりで作業時間が長くかかります。(作業工賃に含まれる場合が稀にあります)
でも時間とそれなりのコストをかけていただければずっと長く乗り続けられると思いますよ。
余談ですが、大体みなさん日焼けして白ボケてしまっているブレーキレバーやギヤカバーもプロが磨くとそこそこキレイになります。(手の施しようがない場合はブレーキレバーも交換できます)
みなさんの自転車は大丈夫ですか?

こうやってそれなりにお乗りになられた車体でも、カスタムのついでにメンテナンスしてあげることでまた快適にお乗り頂けます。
車種や使用状態などにより対応できない場合もありますが、お気軽にご相談くださいませ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次