BESV PSA-1 + BMX handle bar 

はい、今回もこんなカスタム車作りましたよ。のご報告。
カッコいい電動アシスト自転車の代表、BESVのPSA-1をメーカーさんから怒られそうなぐらいバッキバキにカスタムさせていただきました。
今回はなかなかの自信作。こんな楽しいカスタム車のご依頼をいただきましたお客様に心より感謝です。

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BESV PSA-1

デザイン性に優れたアルミフレームに、コンパクトなバッテリー&モーターユニット、ディスクブレーキ、前後サスペンション、扱いやすい20インチタイヤ、などなど一見するとデザイン優先で作られたような(悪い言い方をすると見た目倒れのような)自転車と思われがちですが実はバランス良くきちんと設計された自転車でそこそこ息の長いモデルで、僕たちももう数年間お付き合いしております。

今回はBMXハンドルで独自のスタイルに。

今回のカスタムのキモはなんと言ってもBMXハンドルバー、これを中心に全体のバランスや方向性を考えながらトータルのカスタム計画立てていきます。

車体とのバランスや取扱のしやすさを考慮してあまり大きすぎないハンドルバーを採用しました。
BMXってあまりサイズ展開がないのと基本的に欧米人の体格に合わせて作られているので日本ん人にはやや大きく感じることもしばしばございます。競技で使うにはそこそこ大きくないと扱いきれないと理由もありますが、街乗りだとちょっと大きく感じる製品も多いですね。

ハンドル交換のインパクトが大きいので、どうしてもBMXありきで考えが進んでしまいそうですが、基本はPSA-1のフレームデザインのかっこよさも活かす形でデザインしていこうと思います。
なので、ペダルはプラットフォームタイプでフレームデザイン同様カチッと直線的でかっこいいものをチョイス。
ちなみに元のペダルはプラスチックでちょっと残念なのでここだけでも交換する方は多いです。

そしてサドル。
往年の名サドルセライタリヤのFLITEです。
でもこちらは通常のものではなくて、シェイプはFLITEだけど、BMXっぽさ、街乗りっぽさを考慮してクッションの入ったタイプを採用しました。
よりBMXっぽさで選ぶともっと厚みとボリュームのあるタイプ、例えばTURBOとかを選ぶところですが、PSA-1にはこちらの細めのシルエットがめっちゃ似合ってると思います。

タイヤは、MAXXISのグリフターです。
もうとっくに廃盤になっているサイドスキンです。
このカスタムにはどうしてもこれを付けたかったので他の在庫車に付いていたものを外してこちらに載せ替えました(笑)
元々のタイヤより1.5倍ぐらい太いので迫力ありますね。
転がり抵抗も少なくて良いタイヤです。

あとはワイヤーも交換しました。
元々はただの黒いワイヤーですが、やはりカスタム感は重要かと。
クリアブラックにうっすら透ける金属コイルがかっこいいです。

全体のバランス感

ハンドル周りを大幅に変更しているのでノーマルからはかなり印象が変わっていますが意外とハンドル高さはノーマルのものとほぼ同じぐらいに収まっていますので、ハンドル幅こそやや広めですが乗車姿勢は大きく変わっておらず乗りやすいと思います。
サドルは高くしすぎずにゆったり乗るのがいい雰囲気ですね。
電動アシストなので乗車姿勢がぜんぜんルーズでもモーターの力でしっかり走ってくれますし。

個人的にはBMXハンドルにFLITEサドル、サイドスキンのタイヤというオールドスクールなパーツチョイスとPSA-1のフレームデザインと電動アシストというポイントでレトロフューチャーなバランスを取り入れてみたつもりです。
究極の目標は故 鳥山明先生のメカデザインですが、ほんのちょっとでもそんな感じを嗅ぎ取ってもらえたら嬉しいです。

ご依頼お待ちしております。

今回はかなり大幅なカスタムとなっております。
元の形状とは大きく異なりますのでもちろん何かあった時には自己責任で、となりますが、この車体を見て気に入って頂けた方は是非ともご相談くださいませ。
他店でご購入の車体でもお受けいたします。
(調整・確認事項が多くなりますので作業工賃は少々高めになります)

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