SURLY Disc TruckerをオールドMTB風に。

音楽の世界だと数年周期でリバイバル的に古い年代のものが再燃することも今やザラですが。
自転車の世界ではまたまだ珍しいブームなのかな?と思います昨今のオールドMTB事情。

90年台に初めてちゃんとしたスポーツ自転車を買った僕としては、当時大ブームだったMTBに完全に洗脳されてますので、30年前からオールドMTBファンなのですが、SURLYのDisc Truckerを使ってこんな90年代風な自転車を作ってみました。

Disc Truckerってコンセプト的にはツーリングバイクなんですが、クロモリ素材で、ホリゾンタル形状、リアセンター長め、というオールドMTB要素はきちんと押さえてますので、ご覧の通りなかなか可愛く仕上がりました。

タイヤはもちろん26インチ

もはや本気のMTBでは完全に絶滅、過去のものになった26インチですがまだ手に入るタイヤもありまして、その1つがタイオガのサイコ。
90年代のMTBを知る人なら絶対に聞いたことがあるタイヤですね。今でも作ってるんですよ。
前後同じタイヤで回転方向が違う使い方とか、当時は多かったですよね。
当時は同じシリーズで前用と後用が別の形状とかよくありました。
ちなみに当たり前ですが性能も30年前のままです。現代のタイヤの方が良いに決まってます。
でも組み上げて乗った瞬間、あーこのタイヤね。と懐かしさでいっぱいになりましたわ(笑)

ハンドルは90年台の雰囲気を感じさせるクランカーにしてみました。

サーリーのサンライズバーです。
そのまま使うと幅82cmという日本人には持て余すサイズなのとそもそも26インチタイヤにそんな幅は要りませんので10cmぐらいカットしています。
関係ないけど昔のクロスカントリーのMTBってめっちゃ幅狭ハンドル流行りましたよね。

個人的にお気に入りなのはブレーキローター。

性能じゃなくて色が好みです。
このフレームカラーにパープルのローターの組み合わせ、オールドMTBっぽい可愛さがこの部品から噴き出していますね。
90年代当時はなかったディスクブレーキ(一部トッププロは使ってましたが)に当時っぽい感じの色を持ってくるっていう天邪鬼なところも個人的には好きです。

ご相談お待ちしております。

この写真の状態でだいたい35万円ぐらいになります。
そこそこ贅沢な自転車ではありますが、本当に90年台に作られたものを買うよりも性能は良くてストレスも少ないと思いますしサーリーの中でもトップクラスに汎用性の高いフレームなので時代に合わせてどんな形にでもパーツチェンジしてずっと乗り続けてもらえたら嬉しいです。
ちなみにサイズは50cm。175cmの僕が乗ると結構小さめです。165〜170cmぐらいの方が乗ると綺麗に収まるんじゃないかと思います。女性にもおすすめです。

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