2024年初め。 BROOKS SCAPE シリーズをリグる。

明けましておめでとうございます。
当店は1月5日から営業スタートしております。
オープンしてまだ1ヶ月半ぐらいしか経ってない(気分的にはもう3ヶ月ぐらい経ってる気がしてる)んですが、気持ちを新たにはじめてまいります。

新年早々、大きな段ボールでバッグがたくさん届きましたのでご紹介を。

目次

BROOKS SCAPE

2021年に始まったBROOKSのトラベル/アドベンチャー向けのバッグのシリーズです。
バイクパッキングという言葉が日本でも広まり始めてからはもう10年ぐらいは経ったでしょうか?(そんなに経ってないかも)
BROOKSはもう100年近く前から自転車用バッグを作っている訳で、MillBrookとか名作もある訳ですが、SCAPEシリーズはどちらかと言えばバイクパッキング界ではやや後発な印象です。
最近は某ガチのスポーツ車を扱うメーカーさん達も軒並みバイクパッキングやグラベルというキーワードを一つのトレンドとして展開していますね。
自転車の至る所にバッグをつけて荷物満載で、延々と続く赤茶けた未舗装の道を数百キロも走り続ける、現代のハイスピードランドヌール的な・・・・。
そんな旅ができたら本当に最高だと思います。でも日本だとそんな道ないですよね。。。
そもそも自転車で旅に出る時間なんて・・・という方も多いはず。

なので皆さん欲張らずに個人個人のペースで楽しめば良いと思います。
小さいテントやシュラフを積んで1泊キャンプから近所の河川敷へ数時間の気分転換でもOK。
アウトドアを趣味にしたからって全員がチョモランマを目指さなくてもOK、みたいな感じです。
自分のペースで楽しければOK。
そんな時にもBROOKSのSCAPEシリーズはちょうど良い感じで使えたりもします。
ラインナップが多いので、行き先に応じて必要なバッグをつけたり外したり。デザインも落ち着いてるので複数台自転車を持ってる人も使い回ししやすいですし、そこそこなアウトドア/アドベンチャーな雰囲気にも街での普段使いにも応用の効くデザインです。
その時々の使い方に合わせて選んでください。

用途に合わせてバッグや装備を選ぶ楽しさ。
そんなことを思ったのも、僕はもともと釣り好きでして、釣りに出かける前日の準備してる時の感じを思い出させてくれるラインナップでした。まぁわかりやすく言えば遠足の前の日ですね。
バリエーションが多いのできっとお持ちの自転車に合わせて用途にあった容量のバッグが見つかると思います。
ロードやグラベル、MTBはもちろん写真のようにモールトンのちっちゃいリアキャリアにハンドルポーチをつけてみたり、街乗り自転車にちょっとした小物入れをつけてみたりとか工夫次第で自転車QOL上げてみてください。

ちなみに釣り用語で「リグ」というのは装備のこと。
竿に糸やルアーをセットするのを「リグる」とか動詞にして使ったりします。
行き先や予定に合わせてこの装備かな、いやこっちかな、どっちなんだい。的な感じでバッグを選んでもらったら楽しいと思います。
余談ですが僕は釣り道具は米プラノ社の道具入れで揃えてます。
同じブランドでバッグ類を揃えると何かと収まり良くて良いですよ。
春が来る前にご準備を。

冒頭にも書いたとおりバイクパッキング界もそこそこ長く経ってきたのでバイク用バッグもいろんなメーカーさんが参入しているわけですが、BROOKSの特徴としては素材のしっかり感や留め具とかベルクロの安心感。(デザインの良さは言わずもがななので割愛します)
全体的にどの商品もしっかり張りのある生地感です。自転車にくっつけて割とタフな使い方をされるはずなので、ふにゃふにゃした質感のもの(軽さ優先でそういう素材使いもあるわけですが)は汚れが落としにくかったり、形状が安定しなかったりと何かとストレスになります。
あと僕もそれなりにいろんなバッグを自分でも試したり店頭でも商品を見たりしてますが、この手のバッグは価格と留め具の性能が絶対に比例します。 
例えばサドルバッグも、しっかり練り込まれた、よく考えられた製品は留め具の材質や取り付け位置などもよくできていて走行中も安定します。逆にお値段重視になると。。。ふと気づいたらバッグの揺れを気にして優しめ走行している自分に気づいたりして微妙な気分になります。

そんな訳でBROOKSのSCAPEシリーズが珍しく店頭バリエーション豊富なのでご興味ある方は店頭で実物に触れてみて、細部の質感や使い勝手を確認してみてくださいね。

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