はいこんにちは。
ゴールデンウィークもたくさんのご来店ありがとうございます。
本日もご納車事例のご紹介でございます。
Surly PREAMBLE（プリアンブル）
Surlyのラインナップの中ではシティコミューター的な位置付けのこちら「PREAMBLE」です。
極端なことを言っちゃうとクロスバイク的な車種なんですけど、そこは自転車業界随一の懐の広さを誇るSurlyですから日常使いから長距離ツーリングもOKな乗り手の期待にしっかり応えてくれる1台です。
今回はそんなPREAMBLEをこれ以上ないぐらいPREAMBLEらしい形で制作させて頂きました。
基本的には街乗り、普段使い、でもそれだけじゃもったいないぐらいのちょっといい感じのパーツチョイスです。
まずハンドルはプロムナードタイプで。
前傾姿勢にならずにゆったり乗れるので街乗りにはもちろん最高なチョイスですけど最近はこんなユルめポジションでもツーリングやちょっとしたトレイルも行っちゃいますよね。
ちょっとゆったりしたポジションでマイペースで走るメロウなトレイルライド、憧れますね。
続いてホイール。
こだわりはピッカピカのポリッシュ仕上げのリム＆ややコスパの重視してシマノ製のハブで組んでみました。
このPREAMBLEはアクスル（ハブ軸）の形式が旧来のクイックリリース式なのでハブの種類はお手軽なものからハイエンドの物まで色々選べるのが良いですね。
スポーツ自転車の世界ではクイックリリースからスルーアクスルに変わっていってますが、だからと言ってクイックリリースがなくなることはまだまだ無いと思います。
ちなみにスポークパターンは3クロス（6本組み）というやつです。
スポークどうしが交差するポイントが3つある組み方で手組みでは一番一般的ですね。
タイヤはSOMAのカサデロタイヤを使ってみました。個人的に水色の車体にこのサイドのタンカラーの食い合わせが好きなので。
ちなみにSOMAのタイヤを作っているのは日本のパナレーサーの工場です。mode in Kansai。
あと今回は前後にキャリアをつけさせて頂きました。
フロントはNITTOのブルーラグさん別注モデルM-1B
足が4本なのが別注のポイントでSurlyみたいなややゴツめの自転車にはこれぐらいが似合うんですよね。
取り付けは足が多い分だけ手間がかかるんですけどね。。。
NITTOの製品はどれも在庫がない場合はかなり長い期間入荷待ちになります。
半年待ちとか当たり前です、なので今回のように在庫があるタイミングでは迷わず購入されることをお勧めしますよ。
リアキャリアはお客様お持ち込みのDixnaのクラウドキャリア
NITTOのものに比べるとかなり華奢ではありますがシンプルさゆえの美しさと、パニアバッグ用に割り切ったつくりなのも美しさの秘訣ですね。
特に何かを付けるわけではなくてもなんとなくビジュアル的につけてみたくなるキャリアです。
その他コンポーネントや細かな部品類は完成車グレードの一般的なものやノーブランドのものを多めに使ってコストを抑えてます。
当社はEBSやGROWNなど自転車を作る方のお仕事もしていますので、そういったパーツの調達ができるんですね。
なのでフレームから組み上げる際はある程度オマカセにしてもらえると価格を抑えてご提案も可能です。
ざっとご紹介しましたが、今回は割とお値段抑えめですがホイール周りなどはあまり抑えすぎずバランを見てパーツチョイスしています。
たまに完成車メーカーさんで見かけるのはスペック面で良さげに見せるためにコンポーネントを良いものにして、目立たないホイール周りが抑えめ、なんてのもありますが、個人的には自転車の性能に直結する順番でコストを使うべきだと思ってますのでこんな組み方も参考にして見てくださいね。
ご依頼お待ちしております。
