SURLY MIDNIGHT SPECIALにフロントパニアバッグを。

今日はいつものご納車事例や在庫車のご紹介ではなくて、スタッフの愛車紹介。
堀江店の宮内くんから「僕のミッドナイト、フロントラックつけたんでブログで紹介してください」って珍しいリクエストがあったのでご紹介をば。

前に見た時にはカーボンフォークでEQUALのカーボンホイールにパナレーサーのアジリストでロードっぽい仕様だったはずなのになぁ。色も真っ黒だったのに。
しばらく見ないうちにグラベル用のカラータイヤでキャリアもつけちゃってちょっと派手になってました。
久しぶりに会った姪っ子がネイルしてた、みたいな気分です。知らんけど。

全体的にはオーソドックスな感じで、ハンドルはDixnaのバンディですね。
ドロップ部分が浅いのでハンドル周りがコンパクトで綺麗に見えます。
で、タイヤの色を中心に個性を出す作戦です。
こういう場合ってついついバーテープとかに同じ系統の色をどんどん入すぎてごちゃごちゃしがちなんですけど、そこはぎりぎり抑えてタイヤに個性を語らせるというコンセプトが貫けてますね。
宮内くんはこういうシンプルだけどバキッとかっこいいバランスが得意なのでこういう系統がお好きな方は宮内氏をご指名くださいませ。

タイヤはグラベルキングX1の限定カラー。
今年のリニューアルでラインナップも充実したので当店でもグラベル・ロード・クロス系のカスタムではかなりの割合で選ばれてますね。
ちなみに宮内くんは新しいタイヤを試すときはまずニオイを嗅ぐという高尚な性癖をお持ちでいらっしゃいます。
(「普通嗅ぎますよね。」って真顔で同意を求められますけど、私はちょっと。。。)

さて、こちらが今回取り付けたフロントラック。
ドイツの名門「TUBUS」社のタラという商品です。
うん。かっこいい。

全く無駄のないデザイン、クロモリ素材の安心感、どんな自転車にもフィットする設計。とフロントラックの完成系の一つですね。実はもう四半世紀前から作られてるそうです。素晴らしい。
真ん中の地面と並行になている棒の終端がちょっと耳がついてます。
これがあるだけでゴムがかけられたり取り付けた部品が抜けることもないしというほんとにちっちゃいところだけど最小限のシンプルさで気遣いがされているのが本気のキャリアメーカーとしての矜持ですね。

パニアバッグはこちらもスーパーど定番のオルトリーブの製品です。
バッグ本体は縫製ではなく溶着で作られているので完全防水で自転車への取り付け部分も抜群に扱いやすいのでもう永遠の定番ですね。
機能性優先の方はオルトリーブで間違いなしです。

パニアバッグは後ろに付けているのをよく見かけると思いますが、実はフロント優先の方が乗りやすいんです。
前後両方にパニアバッグをつける場合も前に重いものを入れた方が体感的に辛くないですよ。
パニアバッグを使う自転車といえば「ランドナー」というジャンルを聞いたことがあると思いますが、ランドナーの軽快・高速版といえるスポルティーフってジャンルもありまして、スポルティーフの場合はやはりフロント側にパニアかハンドバッグをつけるというのが主流だったようです。
・ランドナー:650cタイヤ、前後パニア、泥除け付き
・スポルティーフ:700cタイヤ、フロントバッグのみ、泥除けなし
といったジャンル分けと僕は思ってます(諸説あり)なのでスポーティなスタイルでパニアバッグを使うならまずはフロントから、というのは僕も大賛成。
フロントだと乗り降りもしやすいし街乗りでも流行れば面白いのになーって思ってます。
ご興味ある方はチャレンジしてみてください。

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