まだご存知ない方にはぜひ知っておいてほしいニューモデルが入荷したのでお知らせ致します。
How I RollのオールドスクールBMXに24インチのクルザーBMXが誕生いたしました。これば爆誕と言ってもいいかもしれませんよ。その名も「THE CRUISER」そのままやん。。。
今までは20インチの「The Roots」と26インチの「Kick It」の2車種だったんですけどその中間、26インチより取り回しが良くてBMXらしいルックス、20インチより移動手段として使いやすいタイヤ径という、多分こういうのを待ってた方多いんじゃないかな、って思います。
BMXってジャンルはオリンピックの効果もあってだいぶ認知は進んだものの、僕ら自転車屋としてもちょっと特殊な位置付けでどちらかといえばスケボーなんかにも近い雰囲気がある訳で色々と一般的なスポーツ自転車のセオリーが通じない部分があったりしますので扱いが難しいのです。
そもそもBMXって
僕らが得意なのは主に街乗りのBMXなんですけど、そもそもBMXってどんなジャンルなん?どんな種類があるん?
ってわからない人も多いと思いますのでちょっとおさらいしておきます。
まずBMXってバイクモトクロスの略称なんですね「Bike Moto Cross(X)」そもそもは人工のダートコースで順位を競うレースが始まりで1960〜70年代に始まった競技です。「BMXレーシング」とか「BMXレース」と言われます。
もちろんこの競技は今でも行われていて2008年の北京オリンピックから正式種目になっています。
ちなみに元々土のダートコースで行われていましたが、現代はアスファルトみたいに硬い路面で凸凹があるテクニックとハイスピードが要求される競技に進化しています。
そしてBMXのもう1つの競技が「BMXフリースタイル」
こちらは80年代初頭ぐらいから次第に競技として成立し始めたもので元々レース中心だったBMXから魅せる・ショー的要素が競技に進化したものです。
こちらの「BMXフリースタイル」は東京オリンピックから採用になったのと中村輪夢さんなんかの活躍でBMXといえばレースよりフリースタイルの方が馴染みあるんじゃないかと思います。
フリースタイはフラットランド、ハーフパイプ、パークなど競技が細分化されてます。
How I Roll THE CRUISER
さて、そんなBMXのジャンル分けを踏まえまして、今回ご紹介のHow I RollのTHE CRUISERってどれに当てままるかと言いますと。。。。
でもその前にご紹介しておおくべきは同じHow I Rollのthe ROOTS。
こちらのモデルは70〜80年代のレースBMXへのオマージュたっぷりに仕上げられたオールドスクールなレースBMXのモデルになります。
当時のBMXはフレームはクロモリ(鉄系の素材です、今の最先端BMXはカーボンね)で部材の使い方、がセット(フレーム補強)の入れ方、クロームメッキ仕上げなどなど随所に当時の流行の雰囲気が詰め込まれています。
でもって本日ご紹介したかったTHE CRUISERはThe ROOTSの24インチバージョンって感じです。
BMXって基本的に20インチホイールなんですけど主に街乗り用BMXとしてタイヤの大きい24インチが存在します。
総じて「クルーザー」って言われる種類です。(そのままですね)
How I Rollでは以前から26インチの「Kick It」が有りましたが26インチとなると車体もそこそこ大きくて特に女子には乗りにくいサイズ感でした。
その点で24インチって男女問わずすごく使いやすい。
26インチだとまるでマウンテンバイクみたいな雰囲気になっちゃうところが24インチだとBMXらしい雰囲気も残しつつ乗りやすサイズ感になります。






で、そもそも何で24インチが存在するかというと、ズバリ乗りやすいから。
競技では20インチ縛りのルールがあるのですが街乗りで移動手段として使うならもうちょっと走りやすい、単純にホイールサイズの分だけよく進む24インチがちょうど良かったりします。
というわけで、めちゃくちゃ話が長くなりましたが街乗りには本当に使いやすい24インチのクルーザーBMX「How I Roll THE CRUISER」。オールドスクールな雰囲気と乗りやすさ、作り手のこだわり、あらゆる面でおすすめのモデルでございます。