ものっすごくざっくりと紹介するとFUJI ALTERRのちっちゃいバージョン。
って僕も今回じっくり見るまでは思ってました。。。。
すみません。もうちょい斜め上を行ってるモデルでした。
2024年モデルで最も人気だった80〜90’sな雰囲気なATB「ALTERR」がほんと僕らが欲しかった、扱いやすくてシンプルでとても要点を得たパーツチョイスでしかもお値段もFUJIらしい程よさだったので僕らも完全にイチオシにしてたんですね。それでもって2025モデルに出てきたのがこいつです。FUJI STAUT。
FUJIさんから試乗車をお借りしたので是非実車を見にきてください。
FUJI STAUT
いやー思った以上にアメ車でしたわ。
って言うのが僕の率直な感想。
ここ数年でアメリカのハンドメイド系ブランドでもちょいちょい20インチで太めタイヤのミニベロって見かけるようになっていましたがどれも少々マッチョすぎる印象があって個人的には今ひとつピンときてなかったのも正直なところなんです。逆にFUJI STAUTはフレームもクロモリで線がが細めだしホリゾンタルデザイン(正確にはチョイスローピング)なので大人しくて可愛い印象だと思っていたんですけど、実物を見てみると割と存在感あって良い雰囲気ですね。
スタンダードな自転車づくりが得意なFUJIさんだからなのかちょっとビンテージ感というか80年代ぐらいのMTB黎明期のなんでもアリ感みたいなワクワクする感じがあります。
ALTERR譲りで現代のトレンドもちゃんと押さえてます。
例えばボトル用の穴は3連だったり、フォークサイドにも多用途なネジ穴が用意されてたり、実はトップチューブの下面にもボトルダボがあります。
あともちろんブレーキはディスクブレーキね。
パーツチョイスで僕がいちばん、サスガFUJIさんって思ったのがリム。
ちょっと太めで綺麗なポリッシュ仕上げ、そして36ホール。
上記で僕がビンテージ感って感じがしてたのはスポークが多いのでバイクのホイールみたいに見えるからなのかも。って思いました(個人の感想です)
今、20インチの主流は32ホールなんですけど、スポーク本数が増えるとこんな良い雰囲気になるんですね、盲点でした。
スペックは、、、
変速はフロントシングル+リア8段変速です。
まぁ十分でしょう。
ただちょっと引っかかるのはフロントギヤの歯数。
48Tのギヤ+チェーンガード付きです。
これはこれで可愛いんですけど、もうちょい男前を目指すなら当店オリジナルのナローワイド56tギヤとかに変えるのもおすすめであります。
見方によっては野暮ったいチェーンガードも無くせるのと、かなりがっつりハイギヤ化できてしまいます。
カスタムするなら、、、
マストなカスタムポイントは、ペダルですね。
ほんと申し訳ないんですがペダルは全員変えてほしい、絶対カッコ良くなることを保証します。
あと個人的にはタイヤも変えてみたいかも。
最近のトレンドならブラウンサイドのタイヤが気分ですが、あえて全ブラックを選んで標準設定してきたFUJIさん。流石です。僕も最近全ブラックな気分です。
でも僕のおすすめとしては例えばMAXXISのグリフターとか、もうちょい太めで回転も軽いタイヤにしてみたいです。
MAXXISのタイヤはロゴがバチーっと入って格好良さ2割増ですよ。
あともちろんハンドルはお好みのスタイルに変えちゃいましょう。
ご予約受付中です。
STAUTの初回入荷は2025年1月の予定です。
早くもお問合せをいただいておりますが、早めのご注文なら初回入荷分で手に入れられる可能性ががまだちょっとありますよ。
価格は99000円(税込)
サイズはシートチューブ長44・50・55cmの3種類で、色は写真の GEM BLACK(黒に近いガンメタル)とオレンジです。
詳細スペックと適応身長についてははFUJIさんのホームペーを見てみてください。
店頭にあるのは50cmのGEM BLACKです。