BRUNO E-TOOLにチャイルドシートを。

こんにちは。このブログを書くときは当たり前のようにパソコンのブラウザから書くわけですけど、ブラウザ開いた最初のGoogleのロゴが「世界量子デー」のデザインに変更されてまして。。。
100%自分とは関係ない”量子”って言われても全く何のことやらわかりません。
当然、漢字の変換は”漁師”になるわけで、まるで違う世界の話のようです。
でもきっと今チャイルドシートでお母さんの後ろに乗ってるお子さんたちが大きくなる頃には量子コンピューターで色んなことができるようになってるんだろうと思うともうそこにある未来なんですよね”漁師”じゃなくて”量子”。しらんけど。。。

と言うわけで次世代の子供たちに乗って頂くべくチャイルドシート付き自転車をご用意させて頂きました。
BRUNOのE-TOOLです。
現行の世代からディスクブレーキ採用になり、リアキャリアも頑丈で完成度高まってきましたね。
しかしながら実は今日も別のお客様から言われましたが「あのホットプレートのブランドって自転車も作ってるんですか?」と。
すみません。違います。
スイス人のブルーノさんという自転車選手がおりまして。。。。という説明が最近必須になりつつあります。

今回はBRUNO E-TOOLにチャイルドシート、バスケット、ライトをお取り付けしましてのご納車です。
このE-TOOLはあらかじめチャイルドシートを取り付けることが織り込み済みで設計されていまして、後ろにチャイルドシートを取り付けられるかなりしっかりしたリアキャリアが標準装備になっています。
リアキャリアの耐荷重は最大30kg。
通常、チャイルドシートを取り付けることができるリアキャリアの目安が「クラス27」と言う27kgでもOKですよ、と言う強度基準で作られたものを使用しますので、十分問題なしですね。
ちなみに不要な場合はリアキャリアを外すこともできます。

あと、チャイルドシート取り付け時には必ずセットで必要になる、頑丈でしっかり自立するスタンドも標準装備。
こういう外装変速機付きの自転車ってしっかりしたスタンドが付けられないケースも多いんですけど専用品が標準でついてくるのでかなり安心感ありますね。
ちなみにこちらも不要になれば外してしまって軽量なセンタースタンドに付け替え可能です。

もう一つ、僕が声を大にして申し上げたいのがE-TOOLのブレーキはディスクブレーキ採用ってこと。
僕自身もそうですが、坂道の多い場所にお住まいでお子さんの送り迎えをする方は登り坂がしんどいから電動アシストを選ばれるわけで、って言うことは登ったからには下りも当然お子さんを乗せて重い電動ユニットとバッテリーが付いた自転車で下っていきます。
そう考えるとブレーキの性能って普通の自転車より遥かに重要になってくるわけなんですけどどうしてもコストとの兼ね合いで軽視されがちなんですね。
ですので激坂地域にお住まいの方はE-TOOLのようにディスクブレーキを採用しているものとかを選んでいただき、もし不安であればブレーキのアップグレードも店頭で相談してみてください。

さて、では今回ご納車させていただいたE-TOOLのカスタム内容をご紹介していきましょう。
まずチャイルドシートは東大阪が誇る自転車用品メーカー「OGK」さんのグランディア ゼロ プラス。OGKさんのフラッグシップモデルです。もうとにかく安全がすごい&すごい。
僕らがいつもよく使っているのはヨーロッパのメーカーさん、例えばBibkeやYeppなどが多いんですけど、ヨーロッパはEUの安全基準が定められていて、日本のJIS規格よりももっと厳密なルールの下にチャイルドシートが作られていて、しっかりと安全を確保できる強度や危険防止策がとられています。
対して日本ってそこまで厳密な基準がないんですね。なのでかなり簡素な作りのチャイルドシートも販売されているのが現状です。そんな中OGKさんは簡単で軽量重視なものから徹底して安全第一なものまでたくさんラインアップされています。そして今回選んでいただいたのは最高グレードの安全性と使いやすさのグランディア ゼロ プラスです。
細かな商品説明をしだすとブログ記事があと2つぐらい書けそうなので今回は割愛しますが、僕らがいつもよく使っていた欧州製品と大きく違う点は第一にとにかくお子さんを包んで守る形状になっている事と、1歳児でも後ろ乗せが可能と言うところ。

形状は見ての通りヘッドレストが顔の横まで回り込んでいるのと、足元までしっかりガードがついています。
どうしてもゴツい躯体になりますので重量が重くなったり風に煽られたり、取り付けできる自転車を選んだり、とやや条件がつきますが、E-TOOLのようにチャイルドシート取り付けを前提に作られている自転車なら問題ないでしょう。
やはりこの安心感は重要です。
あともう1点の1歳児でも後ろ乗せが可能と言うのは、付属のセーフティパッド(ハグシステム)を取り付けて、まだ小さいお子さんでもチャイルドシートがゴソゴソにならないようにするものです。腰回りに詰め物をして支えてあげるって感じですね。(この機能がない後ろ乗せチャイルドシートはだいたい2歳半ぐらいからです。)
他にも磁石でくっつくから片手で自転車支えながらでも扱いやすい5点式バックルとか、自動巻き取りのシートベルトとか、屋根が低い駐輪場に収納するための折り畳み機構とか欧州製品ではまずあり得ない便利機能が満載なのであります。
まぁ褒めちぎるのもアレなので個人的に一つ気になった点を挙げるとすると座面やパッド類がどれもスポンジっぽい素材で雨に濡れたり汚れたりすると面倒な点でしょうか、ちょっと触り心地は悪くなりますけどゴムっぽくて水を吸わない、汚れても拭き取れる素材だと嬉しいんですけど。。。

続きまして、オプションで取り付けしましたバスケットです。
フレームやタイヤがゴツいデザインなので呼応させる感じで線の太いバスケットにしました。
見た目はゴツいんですけど中空アルミパイプでできているんでめっちゃ軽いんですよ、このカゴ。
しっかり深さもあるので使いやすいと思います。
ちなみに取り付け位置はできるだけタイヤに近く、低めに付けたいといつも思ってます。
理由は見た目の綺麗さと重心の低さ、今回は割といい感じに取り付けできたと思います。

あと、オプションで付けさせて頂いたのはライトですね。
せっかく電動アシストで大きなバッテリーがついているのでライトの電源はバッテリーから供給したいところ。
E-TOOLで使っているシマノ製の電動ユニットはライト用の配線をつなげられるようにできていて、ライトのオンオフも手元で操作できます。
でもね、このライトを取り付ける作業がもうめちゃくちゃ大変なんです。
モーターユニットを一度取り外して、フレームのパイプの中に配線を通して小さな端子に細いワイヤーをつなぐ。
文字で見るとそれだけですが実際やると軽く1時間以上かかります。。。
今回選んでいただいたライトはドイツのブッシュ&ミューラー社製のEバイク専用モデル。
アルミの削り出しボディでシンプルなデザインはスポーツ感やハイテク感があまりないのでE-TOOLにマッチしますね。

今回はバスケットの下に取り付けしました。
ライトの取り付け位置は毎回、バスケットの形状に合わせて最善の場所を探しながら取り付けます。

と言うわけでお子様のせ仕様のBRUNO E-TOOLでした。
一般的なママチャリメーカーさんの電動アシスト自転車と違ってBRUNOの場合はスポーツ自転車の考え方でつくあれているので、泥除けや鍵などが標準装備じゃなかったり(オプションで対応できます)とかちょっと違和感ある方もあるかと思いますが、逆にスポーツ車に慣れている方やウチみたいなお店の場合はこのぐらいシンプルな状態からお使いの環境に合わせてカスタマイズしていくのが当たり前と言う感じです。
性能面のアップグレードはどこまででも追求できますので前途の通りブレーキをガッチリ効くようにしたりとか変速レバーをもっと使いやすいものにしたりとかのカスタマイズもスポーツ自転車のクオリティで対応可能です。
ですのでお子様が乗らなくなってもずっと長く、ライフステージに合わせて扱いやすくカスタマイズしながら乗り続けてもらえたら嬉しいです。
この車種に限らず量販店では相談しにくいカスタマイズのご相談もお気軽にどうぞ!

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