「今あるMTBコンポのまま」ドロップポジションを。オールドMTBをSURLY CORNER BARへカスタムしました

「マウンテンバイクをドロップハンドル化したい。」そう思ったことがある人は少なくないはず。

長距離では手の置き場所を増やしたい。
向かい風では少しでも前傾姿勢を取りたい。登り坂で上半身の力を活用したい。
グラベルツーリングやバイクパッキングでは、ドロップバーの快適さに憧れるものです。

よし!手持ちのフラットハンドルの自転車をドロップハンドルにしてしまおう!

でも、実は実際にやろうとすると話は簡単ではありません。

STIレバーへの交換。ブレーキとの互換性。シフターの変更。場合によってはディレイラーやキャリパーまで。

ハンドル一本交換するつもりが、気付けばコンポーネント一式の載せ替え。

っと、フラットハンドルのレバー周りと、ドロップバーのレバー周りには互換性がなく、このカスタムって実は中々ハードルが高いものなのです。

そんな悩みに対して、SURLYが生み出したのが今回紹介するCORNER BARです。

一見すると不思議な形のこのハンドルですが、そこには”SURLYらしい理由”が詰まっています。

目次

SURLY CORNER BAR スペック・価格

価格:税込¥18,700 (ハンドルバー)
サイズ:46cm, 50cm, or 54cm
カラー:E.D. coated black

~SPEC~
Material: Chromoly
Clamp Diameter: 25.4mm
Brake Lever Compatibility: Mountain 22.2mm
Drop Bar Equivalent Width:
Drop Bar Flare: 41.4 degrees
Bar Drop: 94mm
Sweep Angle: 65.2 degree

「今あるMTBコンポのまま」ドロップポジションを。

CORNER BAR最大の特徴は、

MTB用22.2mm径のブレーキレバー・シフターがそのまま装着できること。

つまり、

・油圧ブレーキも
・機械式ブレーキも
・フラットバー用シフターも

基本的にはそのまま使用可能。(ワイヤーは場合により変える必要ありますね。)

*ドロップバーのレバー/シフターのハンドル径は24mmとフラットバーと互換性がないのです。

そんなフラットばー⇒ドロップバー化の最大の壁だった「互換性」を、ハンドル形状そのもので解決してしまったのです。

ドロップバーではなく、「SURLYらしいオルタナティブ」

CORNER BARを見て、

「ドロップバーなの?」「ブルホーン?」「なんだこれ?」

と思う方も多いでしょう。

実際、SURLY自身も

“If it weren’t weird, it wouldn’t be Surly.”

(変じゃなかったら、Surlyじゃない。と紹介しています。

このハンドルは、ロードバイクのような速さを目指したものではありません。

目的はもっとシンプル。

未舗装路でもコントロールしやすく、舗装路では快適に距離を走れること。

そのため一般的なドロップバーよりも大きくフレアした形状となり、悪路での安定感を重視。

グラベル”ロード”というより、「MTBをもっと遠くまで走らせるため」のハンドルと言った方がしっくりきます。

手の置き場所が変わるだけで、自転車はこんなにも変わる。

長時間ライドで一番疲れるのは脚だけではありません。

実は、・肩・首・手首・腰 こうした上半身だったりします。人によっては”自転車は上半身で走るもの”とすら言う方もおられます。

フラットバーは、操作性(自転車のコントロール性)には優れていますが、どうしても手の位置が一定に固定されがち。

CORNER BARなら、・トップ部分・ブレーキ操作しやすいメインポジション・ドロップ側

と、ドロップバーと同じく、複数の握り方ができるため、ポジションの変化が可能⇒長時間ライドで疲労を分散できます。

こんな使い方が一番ハマる。(OMM BIKE、 林道サイクリング)

個人的にCORNER BARが真価を発揮すると思うのは、

「ロードだけ」でも「MTBだけ」でもありません。

例えば、

・街からそのまま林道へ。
・河川敷を抜けて山へ。
・キャンプ場まで自走。
・OMM LITE BIKEのようなイベント。
・数日間のバイクパッキング。

舗装も走る。ダートも走る。そんな”全部入り”のライド。

実際SURLYのサイトでも「トレイルまで自走し、そのままダートへ入っていくようなライド」や、バイクパッキング用途で特に力を発揮すると紹介しています。

まとめ:見た目だけでは語れない一本。

CORNER BARは決して万人向けではありません。

ロードバイクのような軽快さを求める人には向かないかもしれません。

逆に、「速く走ること」よりも、一台で遊び尽くしたい。

そんな人には驚くほど刺さるハンドルです。

ドロップバーでもない。フラットバーでもない。

“オルタナティブハンドル”という言葉がありますが、CORNER BARはその代表格と言える存在でしょう。

SURLYらしい発想で、既存のカテゴリーに収まらない一本。

「今乗っているMTBを、もっと自由に遊びたい。」

そんな人にこそ、一度試していただきたいハンドルです。

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