FUJI FEATHERのハンドルは世につれて・・・
FUJIのラインナップの中でも一番FUJIらしいんじゃないかなってぐらいもう定番のフェザーなんですが、「ピスト」と言う自転車のジャンルを背負ってきたと言っても過言ではないモデルなので、ピスト元来のトラック競技というか競輪用の緩いカーブを描いた深めのドロップハンドルが標準装備になっています。
でも実際のところ使いやすさ重視でドロップハンドルからフラットバーに変えられる方も多いわけで・・・・。
ピストがストリートでも市民権を得て走るようになってから15年?いや20年?ぐらいの時間が経ってますが、今ではファッションもオーバーサイズが普通ですし、ハンドルもゆったり乗れるのが良いのか。時代を反映するんだと思います。しみじみ。
ハンドルバーはNITTTOのライザーバー。
マウンテンバイクにも似合うような幅広めなハンドルです。
ライズ(ハンドルのせり上がり)が50mmとしっかり高めなのと、バックスイープ(体に向かって曲がってる角度ね)が割と深めなので元々のハンドルより高く、近くなるので乗車姿勢はかなりゆったりとリラックスして乗れます。
今回はフレームサイズが小さめの49cmなので乗られる方の体格に比べるとハンドル幅(72cm)はちょっと広すぎるかも。と思いますがご心配なく。
両端をカットして体格に合わせますので。
あんまり切りすぎるとこのハンドルの良さが失われますのでせいぜい両端を2〜3cmカットぐらいにとどめておくのがおすすめです。
今回のカスタムは実はこれだけ。
ハンドル変更とそれに伴ってグリップとブレーキレバー、ブレーキワイヤーの変更だけです。
もっと完成度を高めるにはペダルやサドルを変えるものマストではありますが、展示車なのでカスタム欲はグッと堪えてオーナー様が決まってから更なるカスタムを相談させていただきます。
全体をブラックのみで仕上げましたので、できれば何か一色だけプチっと差し色を入れて欲しいです。
何か差し色を入れることで、ただ単純にシンプルな色合いなのか、狙って抑えめの色にしているのか、見え方がガラリと変わってきますのでセンスの見せ所なのですよ。
ハンドル周りのカスタム費用はざっくり2万5千円ぐらい。
なのでこの車体の店頭価格は112000円(税込)にいたします。
ちょっとお買い得価格にしていますので気になる方はお早めにご相談ください。