DAHON Fu-Com

以前店頭にサンプル試乗車を置いていましたDAHONのFu-Comの製品版が到着しました。
そしてすぐに売れていきました。また追加で入荷する予定です。

目次

安心のDAHONデザイン

DAHON伝統の真ん中2つ折り形式を踏襲した、折り畳み電動アシスト自転車です。
電動じゃないラインナップの中ではHorizeに似ていますね。
シンプルな地面と並行にどーんと太いパイプで構成される安心感ある太めのフレーム設計です。
パッと見は電動アシスト自転車とわからないぐらいスッキリしていて今までのDAHONの自転車とほとんど同じデザインなんですけど、僕らみたいに10年以上もDAHON車を見てきた立場からするとここであえて今までのデザインで作ってくれているのはとても安心感があります。
折り畳み自転車でしかも電動アシスト、ということになればやはりモーターのパワーや重量増に伴うフレームやブレーキへの負担などなど心配事も増えますが、実績ある今までのデザインに近いのが良いんです。

電動スペックも十分すぎ。

使用しているモーターユニットは中国のBAFANG社製。
ShimanoやBOSCHは知ってるけど・・・・という方も多いかもしれませんが実は世界中で物凄いシェアを誇る電動ユニットのメーカーさんです。

Fu-Comで使用しているのはリア車輪にモーターを内蔵するタイプ。
リアハブ自体がモーターになっているので自転車全体の見た目がスッキリしますね。
そしてバッテリーはシートポストの中に入っています。っていうかバッテリーがシートポストです。
フレームデザインの都合でシートポストがうんと長くなってしまう構造なのでDAHONでは以前から通常ではなかなかないぐらい太いシートポストを採用していて、中に空気入れが仕込んであったりとかしてた時代もありましたが、Fu-Comではさらにうんと太くしてバッテリーを内蔵しています。長さもあるのでバッテリー容量もかなり安心できる量ですね。
なんと満充電では120Kmも走るそうです。
大阪からだと姫路や和歌山まで行ける距離です(帰りは知らんけど)

パーツ類は信頼のShimano多め。

ブレーキや変速機については安心のShimano製品が多く使われています。
変速は7段変速。電動アシストなのであまり段数の多いギヤとかは必要ないと思いますし、ちょっと技術的な話をしますと後ろのギヤはボスフリーというタイプのギヤで、7段以上の製品が無い代わりに頑丈だったり部品交換がしやすかtたりとメリットも多いので悪くない選択だと思います。
ちなみにフロントギヤは歯数が52tです。割と大きめギヤをつけてくれているのでペダル1回転で進む距離もしっかりと稼げます。
電動アシストですし、ちょっと比率重めのギヤでゆっくり回して、あとはモーター任せでスイスイ走る。という超楽ちんな乗り方が実現します。

ただ、ちょっと欲を言えばブレーキはもうちょいアップグレードしても良いかもしれません。
シマノ製のディスクブレーキキャリパーを採用してくれていて安心感はありますが、同じシマノでももう1つ上のグレードだとブレーキのタッチや効き具合がグッとよくなります。
もし坂道が多い地域にお住まい(だから電動アシストをチョイスしている)の方なんかは下り坂でブレーキを多用しますしブレーキはちょっと良いものに交換しても損はないと思います。詳しくは店頭でご相談くださいませ。(平地メインならノーマルで十分です)

そのほか注目ポイント

他に注目していただきたいのは重量。
車重は18.5kg(メーカー公表値)です。
どのぐらいの感覚かと言いますと、電動アシストじゃない一般車(所謂ママチャリってやつ)の一般的な重さがこのぐらいの重量になります。
モーターや大きばバッテリーも積んでいるのにこの重量。さすがですね。
アルミ製のフレームやDAHONの実績ある強度を実証されたフレーム設計だからこその結果です。

あとちなみにタイヤは直径20インチ x 幅2.0インチ。
よく心配されるんですが、一般的な車輪を差し込むタイプの駐輪場にも対応する太さですよ。
このタイヤサイズはBMXと同じなので交換用タイヤのバリエーションも多いので良いですね。

あ、最後にもう1つ注目ポイントは「価格」
税込22万円です。(別途登録料やカギ・ライト等が要ります)
決して安い自転車ではありませんが、DAHONの安心感と汎用性の高いパーツチョイス、ずっと使えるシンプルなデザイン、120kmも走れて、ブレーキもディスク、そして「畳める」。とか総合的に考えると結構値頃感あると思うんです。

今現在店頭の車体は売約済みになっていますが、また近いうちに在庫が届きますので是非店頭で触ってみてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次